手書きの自由さを、iPhoneの中へ。「ほぼ日手帳アプリ」で人生の一日を残す



ポケットに入るiPhoneで楽しく日記をつけてみませんか

下記の記事をラジオ番組風にNotebookLMで音声データに変換しました。
手帳は、予定を書くためだけのものではなかった
「ほぼ日手帳」を手にすると、なぜか自由になれる。
予定を書いてもいい。
その日の出来事を書いてもいい。
思いついたことをイラストにしてもいい。
私が手書きの「ほぼ日手帳」を使っていたころは、かなり気ままに書き込んでいました。
コーヒーブレイク、ジム、掃除、趣味のテニス、休日。
お気に入りのスタンプを押して、「今週はこれをやろう」「今月はこれを楽しもう」と、
自分だけの予定表を作っていく。
さらに、偉人の似顔絵やコメントが入ったスタンプを押してみたり、
その日に興味を引かれたものをイラストにしてみたり。
雨の日には傘。
曇りなら雲。
晴れなら太陽。
その日の天気までスタンプで残していました。
そうやって少しずつページを埋めていくと、いつの間にか手帳は、
単なるスケジュール帳ではなくなっていきます。
そこに残っていたのは、
「自分がどう生きたか」
という、小さな人生の記録です。
そんな「ほぼ日手帳」が、iPhoneの中にやってきました。
その名も、「ほぼ日手帳アプリ – LIFEのBOOK」。
紙の「ほぼ日手帳」と同じく「LIFEのBOOK」をコンセプトに、
スマートフォンに記録された写真や場所、予定などを集め、その日の思い出として残していくアプリです。
「今日の表紙」を1枚選ぶところから始まる
アプリを使ってみて、まず面白いと思ったのが、
「今日の表紙」
という考え方です。
iPhoneを持ち歩いていると、その日の間に写真を何枚も撮ります。
食事。
風景。
買い物。
旅行。
テニス。
何気ない一枚。
「ほぼ日手帳アプリ」は、そうしたスマートフォンに残った日々の記録を集め、
その中から、その日を象徴する一枚を「今日の表紙」として選べます。
私の場合も、その日に撮った写真を眺めながら、
「今日を表す写真はこれだな」
と思える一枚をピン留めします。
逆に、
「これは今日の思い出には残さなくてもいいかな」
と思った写真は削除します。
ここが、紙の「ほぼ日手帳」と似ているところです。
アプリが勝手に一日を完成させてくれるのではありません。
最後に「自分で一枚を選ぶ」。
この小さな行為が、自分だけの手帳を作っている感覚につながります。
完全に自動化するのではなく、ユーザー自身がその日のハイライトを選ぶ。
だからこそ、「自分で作った思い出」として愛着が生まれます。
「今日の表紙を自分で選ぶ」という一手間を残したこと。
これは、紙の「ほぼ日手帳」が長年大切にしてきた、
「自分の色に染めていく」
という思想を、デジタルの世界で表現したものなのかもしれません。
「今日、どんな一日だった?」
表紙を選んだら、次はその日の出来事や感じたことを書きます。
ここは紙の手帳と同じ。
長く書いてもいい。
たった一行でもいい。
「今日は楽しかった」
「テニスでいいショットが打てた」
「久しぶりに友人と会った」
そんな短い言葉でもいいのです。
毎日、きれいな文章を書く必要なんてありません。
むしろ、未来の自分が読み返したとき、
「ああ、この日はこんなことがあったな」
と思い出せれば、それで十分。
日記というより、
「記憶のしおり」
くらいに考えると、無理なく続けられるかもしれません。
天気も歩数も、もうスタンプを押さなくていい
紙の「ほぼ日手帳」では、私は天気をスタンプで記録していました。
雨なら傘。
曇りなら雲。
晴れなら太陽。
それが手書き手帳の楽しさでもあります。
ところが、アプリではスマートフォンならではの便利さがあります。
対応するデータを設定しておけば、天気やヘルスケアのデータなどを自動で記録できます。
歩数、睡眠、体重などのヘルスケアデータにも対応しています。
つまり、
「今日は何歩歩いたっけ?」
と、わざわざ記録する必要がありません。
これまで手帳に書いていた「生活の数字」を、iPhoneが代わりに記録してくれます。
手書き手帳の「自由さ」と、スマートフォンの「自動記録」。
この組み合わせが、このアプリならではの魅力です。
そして面白いのが「気分」の記録
今回、私が特に面白いと思ったのが、「気分」の記録です。
その日の気分を、GOODからBADまで5段階のスタンプから選んで記録できます。
「今日は最高!」
「まあまあかな」
「ちょっと疲れた……」
そんな一日の気分を、ポンとスタンプで残す。
しかも、一日だけでは終わりません。
記録が積み重なると、月単位で気分の変化を振り返ることができます。
紙の手帳では、
「なんとなく今月は疲れていたな」
という感覚だったものが、アプリでは、
「今月はこのあたりで気分が落ちていた」
と、視覚的に振り返ることができます。
一日の記録が、1週間、1か月という時間の流れへと変わっていきます。
1か月を俯瞰すると、「私の人生」が見えてくる
さらにアプリならではの魅力が、月表示です。
毎日の「今日の表紙」が並ぶことで、1か月を一気に眺めることができます。
これが、紙の手帳とはまた違う魅力です。
1日だけ見れば、
「普通の一日だった」
と思っていた日も、1か月分の写真を並べて見ると、
「結構いろいろなことをしているじゃないか」
と気づくかもしれません。
旅行。
食事。
仕事。
テニス。
家族との時間。
何気ない風景。
一枚一枚の写真が並ぶと、それはもう単なるカレンダーではありません。
自分の人生のダイジェスト版です。
「LIFEのBOOK」という考え方
「ほぼ日手帳」が大切にしているのは、予定管理だけではありません。
日々の生活や人生を好きなように詰め込んでいくことで、
いつか読み返したときに「自分だけの本」ができあがっていく。
そんな「LIFEのBOOK」という考え方があります。
アプリも、その思想を受け継いでいます。
日々の写真や出来事、気分などを記録していくことで、使えば使うほど、
自分自身の時間が積み重なっていく。
単に情報を保存するだけではなく、あとから振り返ることで「こんな一日だったな」と思い出せる。
そこに、このアプリの面白さがあります。
私が「ほぼ日手帳アプリ」に感じたもの
手書きの「ほぼ日手帳」には、スタンプを押す楽しさがありました。
テニスのスタンプ。
コーヒーのスタンプ。
ジムのスタンプ。
休日のスタンプ。
偉人の言葉。
その日の天気。
小さなイラスト。
一見すると、何の役に立つのかわからないものばかりです。
でも、何年か経ってページを開いてみると、
「ああ、この頃はテニスを頑張っていたな」
「この日は雨だったな」
「この頃はこんなことに興味を持っていたんだ」
と、自分の過去が突然よみがえってくる。
そこに、「ほぼ日手帳」の魅力がありました。
そして今度は、その役割をiPhoneが引き継いでくれる。
天気を記録してくれる。
歩数も残してくれる。
撮った写真も集めてくれる。
気分もスタンプで残せる。
それでも最後には、
「今日の表紙は、この写真にしよう」
と、自分で決める。
この一手間が、なんとも愛おしいです。
スマホは「人生を記録するカメラ」になる
私たちは、毎日iPhoneを持ち歩いています。
写真を撮り、歩き、移動し、予定を確認し、誰かと連絡を取る。
その一日の中には、実はたくさんの「人生」が詰まっています。
「ほぼ日手帳アプリ」は、その断片を拾い集めてくれる。
そして最後に、
「今日はどんな一日だった?」
と、自分に問いかけてくれる。
毎日、完璧な日記を書く必要はありません。
一枚の写真。
ひとこと。
今日の気分。
それだけでもいい。
一日一日を残していけば、やがてそれは、
「私だけのLIFEのBOOK」
になっていく。
紙の「ほぼ日手帳」で自由にページを彩ってきた人にも、手帳がなかなか続かなかった人にも。
iPhoneをポケットに入れて歩くだけで始められる、新しい「人生の手帳」なのかも。

